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納豆は水戸が現在の産地になっているようですが、全国には発祥地と言われているところが多くあります。
京都北山の里、京北の常照皇寺もその一つ。お寺を開山(1362年)された光嚴天皇の生涯を描いた絵巻のなかに、
常照皇寺の庭に里人が献上したと思われる藁つとに包まれた納豆が描かれています。
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納豆は滋賀県の湖西地域から京都市の広ヶ原、京北、日吉町世木、八木町神吉など桂川流域に古くから存在しています。
長岡京・平安京遷都には京北周辺から多くの材木が利用され、桂川を筏流しによって都に運搬されました。そのため、京北の多くは禁裏御料地でした。
筏流しに乗る筏師は腰に弁当代わりに納豆もちを愛用していたので、桂川流域に納豆が伝わったとも言われています。
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現在はその食文化はなくなっていますが、京北では昔からお正月の三ヶ日は納豆もちで祝う習慣があり、顔が隠れるほど大きな納豆もちを食べました。
山仕事や学校への弁当にも家から腰に納豆もちを下げてでかけたほど納豆もちは日常食になっていました。
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納豆は消化・吸収にすぐれた植物性のタンパク質。山村に不足する蛋白質を畑の肉と言われる大豆で補い、特に冬期の貴重な食物でした。
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納豆には納豆キナーゼという酵素とビタミンKが含まれる。納豆キナーゼは脳を活性化させ、痴呆症の予防に効果が。
またビタミンKは骨を丈夫にし、骨粗鬆症の予防に効果があるとされています。
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京北で取れたモチ米をキネでついて納豆もちは薄く塩で味付けしています。コーヒーのおともに、また海苔などに包んでも風味がでておいしく頂けます。
ホットプレートなどで高温でサット焼いてお召し上がりください。